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さて、私のどうでもよい趣味(本人もそう思っている)の
一つに
B級キーホルダー収集があるが、
たまにはちょっとだけこだわった自分の道具を紹介しよう。
アウトドア(フィールド)で使用する道具には色々あって、
活動する分野や目的によって様々なものをあげられるが、
火をおこす道具と共に重要な地位を占めているのが、
ナイフである。
フィールドでは荷物を低減などのためにできるだけ軽く、
かつ数少ない最低限の装備で活動することが基本である。
切るという行為にも様々なものがある。
木を切ったり、削ったり、料理したり。
そのそれぞれに別の刃物を用意しては
最低限の装備という基本から外れてしまう。
そのため、料理の素材を切るのには適しているが、
それ以外では使えない包丁はフィールドでは使われない。
ここで紹介するものは、料理はもちろん、竹串を作ったり、
箸を作ったりできる他目的な刃物の中で、
自分が昔から使っている愛着あるものである。
私はコレクターではないので、何本も持っておらず、
この1本をかれこれ20年以上使っている。
このナイフはアメリカのbuckというメーカーの
もっとも古典的なフォールディング・ハンター#110
というナイフである。
ずっしりとした重さと頑丈な作りはカウボーイの時代から
ナイフに慣れ親しんだアメリカの歴史を感じさせる。
釣った魚をさばいたり、それを焼くための串を削ったり、
時にはフォークの代わりになったりと、
まさに多目的利用可能な道具であろう。
使えば使うほど愛着が湧いてくるのは不思議である。
北海道の日高の山奥や積丹半島、支笏洞爺、猿払川での
イトウ釣り、和歌山・奈良の釣りなど、方々で使用した。
支笏湖でバーベキューしてる時についた傷などもあるが、
こういう傷の一つ一つがその時その時の情景を
思い出させてくれる。
今日は、なんだか遠方の電波を受信したので
こんな話題を書いてみた。
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