止まってる機械か、動いてる機械か
2009-04-02


さて、今日思いついた「展示会シリーズ」も
ついに第三弾まで続いた。多分これが最終回だ。

私は製品展示会に行くことに反対はしてないし、
むしろ賛成だ。

しかし、やはり機械製品の展示会というのは限界を感じる。
何故だろう、メリットとデメリットを比べてみよう。

メリット
・一つのブースでほとんどのモデルを見ることができる。
・欧州の展示会は一つの町のように広いが、基本的には
 複数の競合他社の製品を見ることができる。
・他社のセールスマンなどから直接話を聞ける。
・新モデルを間近で見ることができる。

デメリット
・売り手の話しか聞けない
・動いてなんぼの、機械だが動かすことはできない
 →振動、騒音、操作性その他は確認できない。
・フルスペックモデルのどこまでが
 実際に販売されてるのかなど区分・区別ができない。
 (本当はサードパーティが作っていて、本体の会社が
 売ってないのに、装着展示されてると、容易に誤解する)

なかなか、機械メーカーでなければわかりにくい
内容になってきたが、全三回で終わりますので
我慢していただきたい。

※もちろん、実際に動かして乗れる展示会もあります。
オランダとかイギリスに。

ただ、いずれにしてもメーカーの開発陣としては、
お客の声を聞かないとだめですよね。
そしてそれは、やはり展示会ではなく、現場や市場を
回らないと得ることは非常に難しい。

※もちろん中間的なお客さんの意見は展示会でも聞けます。
 ディーラーさんとかね。

だから、展示会も大事で、行きますけど、
やっぱり客が現場で使ってる「動いている機械」を
見て、尋ねて、聴いて、そして「図面の線を変える」ことに
つなげる方が、もっと大事なんじゃないかと、、、。

でも、これ展示会のメリットの裏返しを含んでるんですよね。
お客さんは(展示会のように)一箇所に集まっていない!という事実。

足で稼ぐしかないですかね、、、、。
(かくして日帰り数百キロが普通になってくる、、、、)

〜〜〜話題的に若干、マニアックで申し訳ない〜〜〜
[仕事〜]
[欧州雑談]

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